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英語の勉強2

 さて、生協ではチラシなどで宣伝してくれました。第一報は半年前に出したのですが、反応はなし。いよいよ学期が始まる四月の第一週になっても、応募してくるものが一人もなかったのです。

 近くに中学校で教師をしている教え子がいたので、聞いてみたのです。「どうしてだろう」。彼女によると、学校の勉強に直接関係がないと保護者は動かないというのです。

 私は学校の授業の邪魔をしてはいけないと思って、そのチラシには「学校の勉強とは関係ありません」という文を、わざわざ付け加えていたのです。そういうと、「おそらくそのためでしょう」というのです。

 子供たちにも親にも、学校の成績に直接関係がないものに、関心を持つだけの時間的な余裕も、金銭的な余裕もないのではないか。中学生の元気のいい歌声で教室にはちきれることを、そして一人でも多くの英語好きができることを期待していたのですが、それは全く外れることになってしまいました。

 それでもそれはそれで、地域社会にひとつの働きかけをしたので、別に悪い気持ちはしませんでした。現在の中学校のカリキュラムでは、週に三時間しか英語の授業時間がありません。週休二日で時間数が減っているだけではありません。自然学級やら体験学習など私たちの時代には思いもよらない学校行事が入ってきて、授業が抜けてしまうのです。実質は二、五時間ぐらいにしかならないでしょう。学校によっては二時間もないかもしれません。一週間にですよ。こんなに少ない時間で、一クラスの人数がたとえ三〇人であっても、全員にきちんと教えるなどというのは、全く夢のような話なのです。

 残念ながら、英語の勉強に関しては、学校があてにできないことになります。保護者は、自分で子供の英語の勉強の責任を持たねばならないのです。そういえば、町には、英語の塾があふれていますね。多くはそこに行くことになるでしょうが、塾で本当の意味での英語の指導をしているのかどうか。英語教育の専門家としては、いささか気になります。

 確かに、文法や単語のドリルはできるでしょう。しかし、ことばを使ってのコミュニケーションを中心に、英語が好きになるように指導できる塾があれば、それはまさに希少価値でしょう。そのような授業をするには、指導する教師に対して、英語の力だけではなくて(その英語力さえない人が多いのですが)、指導法についても特別な訓練が必要なのです。それができていないから、先ほど述べたように英語嫌いをたくさん作り出している、といらぬ心配をしてしまいました。

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コメント

楽しそうな英語の勉強企画されましたのに残念でしたね、
大人対象だったら
中高年者がどっと
集まったかもしれませんね。

投稿 あかつき | 2006年2月20日 (月) 20時12分

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