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英語の勉強4

 「言語を学ぶ前に、その言語の音声が聞こえるように領域を広めておくと非常に効率的に学習できる」というアルフレッド・トマティス(Alfred Tomatis)の理論に沿ったこの本は、非常に啓蒙的でした。ちなみに、博士の著書 Nous Sommes Tous Nes Polyglottes (人間はみな語学の天才である)一九九一年出版は、表題からして楽しいではありませんか。

 これまで私は経験的にばくぜんと考えていたのですが、音楽と言葉の学習には、プラスの相関があるということも納得できます。だからこそ、子供にはできるだけ早い時期から音楽になじませる必要があるのです。

 絶対音感は七歳ぐらいまでにやらなければ身につかないといわれています。これを臨界期といいますが、言葉の場合は、自分の考えを伝え相手を読み取るという作業が加わるので、まだ余裕があるでしょう。三〇歳を越えても、いや六〇歳でも、コミュニケーションの立場からは、まだまだ学習の余地はあります。そこで、その言語が含まれている歌などを使って音域を広げておくと、比較的容易にことばの学習ができるというのが、私の持論でもあるのです。

 もうひとつ、この著者は気がついていないようですが、私たち老人にとっても音楽は役立つのではないかと思ったのです。高音域が聞こえなくなって、聴力が弱ってくる。それを、モッツァルトやグレゴリー聖歌を聴くことによって、回復させることができるのではないか。

 私もときどき協奏曲や『魔笛』、『フィガロの結婚』などを聴くことにしています。最近はロイヤル・フィルのCDが一枚三一五円で買えます。ちょっと贅沢して一〇枚ほどまとめ買いをして、いろいろとクラシックを聴いてみる。あるいは、モーツァルト一〇一曲などというのが三千円で買えたりする。つまみ食いといわれるかもしれないけれど、その一枚をじっくりと聴いてみる。これも定年後の特権かもしれません。

 そうしていると、心なしかテレビの音が小さくても聞こえるようになったような気もしています。いや、この本にはなかなかよいことを書いてありました。

注)村瀬邦子1996年6月 『トマティス流最強の外国語学習法』 日本実業社 

それから、篠原佳年2000年10月 『絶対モーツァルト法』マガジンハウスもなかなかよいものでした。

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受信: 2006年2月19日 (日) 23時08分

コメント

英語の勉強3と4を高校のクラスメートのMLで紹介させていただきました。大変ためになったという意見を何人ものひとからいただきました。私も大変ためになり、音楽を聞くことにしました。挙げられている音楽の他に歌詞を含む音楽なら、どういうものを教材にとお考えになられていたのでしょうか?
プレスリーなどでもよろしいのでしょうか?

投稿 Mapple | 2006年2月24日 (金) 02時01分

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