一〇〇分の行列ーコラム8
「今一〇〇分の待ち時間です」
それでも少しずつ進んでいる様子だったので、並ぶことにしたのです。いや何分であれ、若沖展を見るためにわざわざ京都まで来たのですから、並ばないわけにはいかなかったのです。
でももうすぐと思ったのは、入場券売り場まででした。券を買ってから行列は敷地の中を右に曲がり左に曲がって、延々と続いています。確か万博で月の石をみるのにこれぐらい並んだことがあると思いながら、時々足を曲げて運動をしながら立っていました。
今日は平日です。あと三日しかないのはわかっていましたが、混み具合がこれほどとは思いませんでした。なかには、相当のお年寄りや、小さい子供をつれた夫婦もいました。みんな黙々と立っていました。会場に入るまでに、二時間ぐらい待ったでしょうか。
でもまず、第一展示室で、これまで見たことのない墨江の世界に圧倒されました。『立鶴図』では武蔵の『枯木鳴鵙図』を思い出しながら、その穏やかさにみとれていました。そして鹿苑寺の襖絵の数々、なかでも『月夜芭蕉図』にはなんとも言えぬ雄大さと落ち着きを感じました。
さらに三〇分ぐらい待って第二展示室に入ると極彩色の絵の数々。これらは一幅の絵の前で、じっと一人でゆっくり鑑賞したい思いでした。鶏もよかったのですが、むしろ『紅葉小禽図』の落ち着いた雰囲気が印象に残っています。
これらの絵はこんなに三十三幅が一室にあるのでなく、一幅か二幅を一室において、印象を改めながら次々にみていくことが出来たらどんなにかすばらしかったでしょう。(五月三一日、この日入場者は一〇万人に達したそうです)
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私の愛読のブログはいくつかある中、特に心に響くのは先生の「ボケないで生きぬく」と「この路を往きし人あり」です。先生のブログは確か「この路を往きし人あり」のアンテナから知ったと記憶しているのですが・・。
先生の記事はほとんどすべて読ませていただいてます。授業にディベートを取り入れられたこと。テストのこと等、たいへん興味深く、僭越ながら共鳴しております。
先日、ブログでのコミュニケーションについて、先生と「この路を往きし人あり」の作者の方を頭に置いて書いたことがありますので、もし、お時間がありましたら、お訪ねくださいませ。
投稿 Mapple | 2007年6月 1日 (金) 19時00分